鶴田一郎・美人画展 in 神楽坂 4/10 〜 4/12 延期のお知らせ

 

【鶴田一郎プロフィール】
1954年、熊本県本渡市に生まれた鶴田一郎は、天草地方の豊かな自然に囲まれて育った。

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幼少の頃から絵を描くのが好きだった彼は、高校を卒業後、多摩美術大学グラフィックデザイン科へ進み、イラストレーターを目指す。時代の波に乗り西洋文化に影響を受け、写実的な作品を描いていく中で、自分が「日本人である」という意識が芽生え次第に淋派、弥勒菩薩をはじめとする仏教美術等、日本独自の美意識へと傾倒していった。彼の描き出す美人画は、まさにアールデコのヨーロッパ的要素と自分の中の日本的なものが見事に融合し、たおやかで華やかな世界を創りあげている。1987年にはノエビア化粧品の広告に抜擢され、CMアートの先駆者として人気を博し、彼の作品の中の女性たちは多くの人々を魅了し続けている。「私は私自身のミューズ(女神)を描きたいと思っている。」と言うように、それは彼の永遠のテーマであり、作家活動の原点ともいえる。

4月10日~12日の予定で計画しておりました春恒例の鶴田一郎さんの神楽坂展ですが、状況を鑑み中止・延期させて頂くこととなりました。この予定変更で、皆様には何かとご迷惑をおかけいたしますこと、お詫び申し上げます。新たな会期につきましては、状況が改善・落ち着きました時点で決定し、改めてご案内させて頂きますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、どうぞご自愛くださいませ。

出品予定でした新作版画「流し目(気になるお方)」

技法:ジークレー
額装サイズ:59cm x 48cm
ED:50部限定制作
価格:220,000円(税込)